転活 その7 最終後、撃沈

本日最終面接が終わってから、3日経過しました。

 

だいぶ落ち着いたので、ブログ書きます。

 

結果としては撃沈でした。

まさかこんな結果になるなんて、微塵も想定していませんでした。

 

最終面接まで行ったので、後は顔合わせで終わると思っていた。

なんなら社長からその場で内定を告げられて握手でもされて、

会社の魅力を延々と説明され、内定を断れないようにするくらいかと思っていた。

 

全て自分の都合のいい方向にしか考えていなかった。

 

最終面接の対策をネットで調べると、最終面接は決して油断できない、

平気で落とされる試験だとか、社長、役員ががっつり突っ込んできて、

本気の試験だったとか、そういう記事もいくらでも読んだのに、

自分はそんなんじゃない、自分はどうせ顔合わせだと、

最良の方向にしか考えられてなかった。

 

心が弱い。

 

もしがつがつの面接が行われる、

圧迫面接が行われると想定できていれば、結果は違っただろうか。

 

もしかしたら違ったかもしれない。

 

面接の内容は、

まず、参加者6人。

社長、人事系の役員、人事部長の3人が初登場。

それに加えて、二次の役員、一次の人事が2人。

 

まずは、志望動機と自己PR。

一次、二次ではありえないくらいに、みんながメモを走らせる。

こちらに緊張が走る。

これ、本気の面接じゃないかと。

 

その後社長に動画を見せられ、

これの実際どこの設計ができるの?

今まででやってきた設計でいちばん大きなものは何なの?

レールなんてたかだか何部品ですか?

うちの装置の設計なんてできると思えないんだけどなあ、

とか散々に言われた。

 

その後は人事の役員から、転職理由の質問。

ずっと設計を続けたいから、設計部のある会社に転職したいと

いう理由を結局わかってもらえなかった。

別に出向のままでも自社の利益になるし、いいんじゃないの?

という姿勢。

終始首を傾げられ、最後も納得いかなかったけど、

もう時間がないしいいです、みたいな終わり方。

 

その後人事部長と2次の役員からも軽く質問がきたけど、

軽すぎてあまり覚えていない。

 

その後また社長に戻り、

今まで人にだまされたことはあるのか、

今まで一番プレッシャーを感じた仕事は何か。

うちはきついけど、今ぽっと入ってやれるのかね。

やれるとは思えないよね。

ひとりが5億円の装置とか平気で担当するんだよ、

そんなのやったことないよね。

海外とのやりとりしたことありますか、

打ち合わせでお客のところに行ったことがありますか。

 

心構えの質問など全く無く、

実務としてやれるかどうかを厳しくチェックされた。

こんなの1次、2次で終わらせておいてくれよ・・・。

なぜ最終で社長が出てきて社長がやるのか・・・。

 

全く想定していなかった。

中盤、いや割と序盤から顔がゆがんでいたと思う。

それを隠すので必死だった。

 

さて、最後に質問はありますか、

と言われて、ああ、終わったと思った。

まさかこんなことになるとは・・・。

こんなはずではなかった。

夢じゃないのかこれは・・・。

 

終わって控え室に戻ると人事の人がいたが、

もう憔悴してろくに話もできなかった。

それほどに結果はわかっていた。

なんならあの場で言われてもおかしくなかった。

というか、もう言われたようなものだった。

うちでは使い物にならない、と。

 

帰りの車は辛くて仕方なかった。

放心状態だった。

 

今は土曜だが、木曜には連絡はこなかった。

金曜の分はまだメールを確認していない。

いい知らせなら早く電話がくるだろうから、

あとは悪い知らせがいつくるのか・・・。

 

悪い知らせは遅くなりがちだろうから、

1週間くらいたって来るかもしれないが、

親切心からもう連絡が入っているかもしれない。

 

しかし結果はわかりきっているし、

いまさら内定と言われても、あの人たちの下では働きたくない。

しかし、今冷静になって考えてみると、

あれは客とのやりとりを再現したのかもしれない、

どうせおたくには作れないでしょうと言われたときの対応。

 

それを想定していれば、もう少しうまく返せたのだろうか。

面接中は、やれますと言いたかったが、なんの根拠も無い精神論に

なってしまうので、やれますとはっきり言えなかった。

 

うちの仕事はきついよ、ストレスもすごいよ、と言われたときに、

正直そんなところで働きたくない、とひるんでしまった。

絶対に顔に出たと思う。

 

エージェントも最終だから差し当たりのない質問ですよ。

今までのおさらいをしておけば大丈夫。

奇をてらった質問はおそらくないですよ、と言っていたし、

1次、2次の展開から、またまったりとした雑談で進むと思っていたのに。

 

それでも油断せずに対策はしっかりやったのに。

全然想定していなかった。

 

今回のことから学んだことは、最悪を想定してその準備をしておくこと。

どうしても最悪にはならないだろうと楽観視しやすいが、

自分に厳しくしたいと思う。

 

さて、メールチェックしてみるか・・・。

続きは次回。