中国出張 その5

まだ中国に居ます。

 

もう1か月と1週間近く経ちました。

3か月で考えると間もなく折り返しでしょうか。

 

振り返ってみると早かったような。何も進んでいないような。

これから先もあっと言う間に6月を迎えてしまうような。

 

状況は相変わらずで、特に現地の進展は無い気がする。

今一体毎日何をしているんだ?

装置を改善しているような兆しも無いし、

装置が止まった時間を見計らって、調整をするもうまくいかない。

 

そしてまた発振器が壊れて調整のやり直し、の繰り返し。

誰が何をどうしようとしているんだ??

 

新規製品の対応のほうは、品質改善と、タクトアップ。

こちらは目的が明確になっていると思う。

 

特に私は品質を作れるようにしながら、タクトも満たさないといけない、

それの実現の為に装置の設計から考えないといけない。

 

毎日日本と電話会議をさせられて、進捗の報告が必要なので、

手が抜けず、仕事が増えるばかり。

 

なんだかんだでパワポでレポート作って、事業部長はじめ、管理職の人達に

報告したり、転職前にやってみたいと思っていたことが、

今実現しているのかもしれない。

 

そして現場から、だめなものはだめと厳しく声を上げる。

これも装置をより良くする為、早く実現させて日本に帰る為、

会社の未来の為にお金を稼げる体制づくりの為です。

 

自分が汚れ役になってもだめなものはだめとしっかり言える人間が、

必要だと思いますし、そういう人間がいればそれをノウハウとして

次の装置も活かせると考えています。

 

新しい風を外部から吹き込んで、会社を良くしていきたいと思います。

そして自分の存在価値を高めていきたいと思います。

責任の重い仕事を引き受け、評価され、会社の一員として、

自分の会社の売り上げに貢献したいと思います。

 

あれだけ調整しにくい装置は装置として成り立っていない。

あんなものを人に売ったらだめ。

売られても扱えない。

 

あれを全部改善しようとしないとだめ。

装置もだめだが、会社の仕組みもだめ。

それを言えるのは今、外から来た私だけだと思うので、

どんどん発言していきたいと思う。